TOP > ありますよね、断れない宴会・つきあい酒
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適量を週1〜2回にとどめよう
アルコールは、内臓脂肪を減らすためにはマイナス要因ばかり。できれば、ダイエット中は避けたいものです。とはいえ、お酒好きの人が、急に禁酒するのはつらいこと。また、つきあいなどで断れない場合もあるでしょう。
まずは、できるだけ飲みに行く回数を減らし、1回に飲む量をセーブすることから始めましょう。また、飲みに行ったときは、ツマミにはなるべく低カロリーのものをチョイスして。飲みに行くからといって、食事の量を減らすのは禁物です。お酒類にはほとんど栄養がないからです。
適量のお酒は、血液の循環をよくし、緊張をほぐしてくれます。職場での人間関係をスムーズにしたり、仕事上のつきあいを円滑にするのに役立つこともあります。ストレスが長く続くと、内臓脂肪を蓄える働きのあるホルモンが分泌されるので、「絶対飲まない!」とムリに我慢するよりも、適量を週1〜2回楽しむようにしましょう。
お酒がダイエットによくないわけ
アルコールがダイエットによくないのは、なぜでしょうか?「カロリーが高いから」というのは正しくありません。アルコールのカロリーは1gあたり7キロカロリーですが、飲むとすぐにエネルギーに変わってしまうため、吸収されるカロリーは5キロカロリー程度です。
「すぐに体内でエネルギーが消費されるなんて効率的」と思わないでください。アルコールが先にエネルギーに変わってしまうため、一緒に食べたツマミはエネルギーとして消費されず、脂肪に蓄積されやすくなってしまうのです。
アルコールが分解される仕組みにも問題があります。アルコールは肝臓で分解されるので、アルコールそのもののエネルギーは内臓脂肪としてあまり蓄積されません。ところが、たくさん飲み過ぎると肝臓で中性脂肪が合成され、血液の中に中性脂肪が増え、結果として内臓脂肪が多くなるのです。
そして、最大のマイナス面ともいえるのが、アルコールを飲むと「自制心がなくなる」こと。せっかくこれまで頑張ってダイエットを続けてきたのに、「まあいいや、今日くらい飲んで食べるぞ!」という気分になって、高カロリーのツマミをついつい食べてしまうのです。アルコールには、食欲が増進する働きもありますから、なおさら食べ過ぎ・飲み過ぎになります。しかも、シメに「ラーメン」「お茶漬け」「焼きおにぎり」となっては、摂取カロリーオーバーは当然のこと。寝る3時間前にはものを食べないというダイエットの掟も、あっさり破ることになってしまいます。
お酒は適量を守って
アルコールの分解能力は、人によってさまざまです。適量も人によって違いがありますが、内臓脂肪を減らすなら、適量は1日にビール瓶1本です。銘柄によって多少の違いはありますが、だいたいの目安としては、日本酒なら約1合、ウイスキーならダブルで1杯、缶ビールで500ml1本、低カロリータイプの発泡酒なら350ml缶が2本となります。
焼酎は、割るものによってかなりカロリーが変わります。甘味の強いジュースで割るとカロリーが高くなるのは当然。市販の缶チューハイでも、250ml缶で215キロカロリーの商品もあれば、350ml缶で170キロカロリーのものもありますから注意してください。各種カクテルも同様です。
飲む回数は、できれば週に1〜2回に抑えたいもの。宴会が重なった場合でも、せめて週に1〜2回は「休肝日」を設けて、アルコールを完全に抜くように心がけましょう。
お酒を飲むときの注意点
@ツマミには高カロリーのものが多いので、カロリーの低い、あっさりしたものを選びましょう。
A飲む前に水を飲んで、のどの渇きをいやしておくと、それほど飲めなくなります。
B焼酎はジュースで割らず、甘味のないソーダ類で。
Cお酒と、水やウーロン茶などを交互に飲むと、酒量が控えられます。
Dビールはジョッキより瓶にして、小さめのコップで。
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