赤い色素は強い抗酸化力のあかし。地中海野菜で元気を回復。
夏野菜の代表格と言えば、真っ赤なトマト。「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるように、トマトはたいへん栄養価の高い食品です。
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トマトはビタミンA(β−カロテン)、ビタミンC、ビタミンEが豊富。これらは「ガン予防のACE(エース)」「老化防止のACE」と呼ばれ、健康と美容に欠かせない栄養素です。
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体内で活性酸素が過剰に発生すると、動脈の内壁をおおう内皮細胞が傷つき、そこに悪玉のLDLコレステロールが付着。
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さらに活性酸素によりLDLコレステロールが酸化され、動脈硬化が促進されます。リコピンはこの一連の流れを妨害してくれ、体内で過剰に増えた活性酸素を除去し、悪玉コレステロールの酸化を抑え、動脈硬化の進行を抑制します。 |
また、リコピンの強い抗酸化作用は、ガンや生活習慣病の予防、老化防止、美肌効果も期待できます。
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血液中にコレステロールが増え過ぎると、動脈硬化が進み、命にかかわる病気につながります。
しかし、コレステロールが少な過ぎても、体にさまざまな悪影響が出ます。それは、コレステロールが、人間の体にとって欠かせない成分だからです。
人間の体は約60兆個もの膨大な数の細胞から成り立っていますが、コレステロールはそれらの細胞を構成する細胞膜の材料であり、細胞膜を強くし、細胞を支える役割を果たしています。
また、コレステロールは、生体機能を調節するホルモンの材料でもあり、副腎皮質ホルモン、男性ホルモンや女性ホルモンなどの重要な構成成分です。
さらに、食事から取り入れた脂肪などの消化吸収を助ける胆汁酸も、コレステロールを材料として肝臓で作られています。
悪者と思われがちなコレステロールも、健康を維持するために必要不可欠なものです。コレステロールが不足すると、免疫力が低下し、短命に終ることが多いと考えられています。
成人の体内には、約100〜120gのコレステロールが存在し、その一部が新しいものと入れ替わることによって、生体機能が維持されます。
健康を保つためには、成人の場合1日1〜1.5gのコレステロールが必要とされ、そのうちの70〜80%は肝臓などで合成され、残りの20〜30%は食事からとっています。
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